2024年(令和6年)12月
2024年11月の米国大統領選挙でトランプが勝利した。氏は米国から遠方にある同盟国や地域の防衛を軽視する発言を繰り返している。第二次世界大戦後の米国は圧倒的な経済力を背景に、世界の特別な責務をになってきた。トランプ氏は「米国は世界から搾取されているとの発言を繰り返し、アメリカファーストを主張している。日本の立場も微妙なものになりつつある。日本でも
衆議院議員選挙が実施された。その結果は、長きにわたる自由民主党と公明党の連立政権に対し、民衆の厳しい審判となった。裏金の腐敗や旧統一教会の暗い影に象徴される政治不信が渦巻く中、なおもまともな回答が示されぬまま選挙は始まり、当然の如く与党には重い敗北が訪れた。
一方、立憲民主党や国民民主党が当選議席数を伸ばしたものの、それは敵失による勝利という印象が色濃く、政権を奪取したならば具体的に何をするのか、明確な議論が交わされたとは言いがたい。地球温暖化という、私たちが直面するべき根本的な問題すら、選挙の討論の俎上にはほとんど上がらなかった。
この先、政権の不安定化は避けがたいだろう。その不安定さゆえ、当選者も落選者も次なる選挙を見据え、策略を練ることに注力するかもしれない。しかし、望むのは日本の次なる時代の礎を、国民と共に見据え、考え、築き上げていくことだ。
知らない間に馬齢を重ねてしまいました。親しかった友人が永遠不帰の旅に赴くことに出会う事も経験致しました。自分も今迄やってきた事を纏め整理しておこうと考えてこのホーム・ページを作成いたしました。私は1940年(昭和15年)、東京生まれです。早稲田大学で建築学を学び昭和40年に大学院修士課程を修了いたしました。井上宇市先生、木村建一先生に師事し建築設備を専攻いたしました。㈱大林組に入社し、丁度東京の清瀬にできた技術研究所に配属されました。昭和46~48年ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてベルリン工科大学ヘルマン・リーチェル研究所に勤務することができました。なにも知らずに飛び込んだ外国の地で皆様に大変暖かく迎えられ、その交流は現在も続いております。外断熱の技術などを学んだのも当時のことです。昭和48年12月に帰国、大林組に復職いたしました。平成5年に新設されたお茶の水女子大学生活科学部に呼ばれ生活工学講座で教鞭をとりました。平成18年に退職し、現在に至っております。(一社)日本断熱住宅技術協会の理事長をしております。http://www.nichidan.org/index.html昨年はアマゾンより、「ハインリッヒ・チレが描いた労働者階級のベルリン近代史ーヒトラー出現まで1巻、2巻」を電子出版致しました。
田 中 辰 明
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