建築物理学

ドイツには建築物理学という学問があり、いくつかの大学ではその講座もあり、教育と研究が行われている。この学問はわが国で言うと「建築環境工学」に近いものである。建築環境工学は以前「建築計画原論」、「建築保健工学」などとも呼ばれた。わが国で建築環境工学は主に音、日照、採光、照明、色彩、火、熱、水、湿気、空気などが研究と教育の対象になっている。ドイツでいう建築物理学はさらに断熱や防水、防湿の構成などを示す建築材料学、建築施工学的な分野にまで踏み込んでいる。わが国では建築環境工学の研究成果がなかなか実務者に利用してもらえない、実務者も不明な点を環境工学の研究者に聞こうとしないという傾向がある。実務家と研究者の間に溝があるというのが実情であるが、ドイツの建築物理学は研究者と実務家の融和がうまく行っている感じがする。特にドイツの大きな研究機関であるFraunhofer研究所には建築物理の研究所がStuttgartHolzkirchenにあり優れた研究成果を出している。


    WUFIを使った建築部位における非定常熱湿気同時移動シミュレーション::月刊建築仕上技術2005年2月号  
     建築物理学講座1(湿り空気と湿り空気線図):月刊建築仕上技術2007年4月号  
      建築物理学講座2(気温の形成、都市の温度、建物の温度):月刊建築仕上技術2007年5月号  
      建築物理学講座3(熱の移動):月刊建築仕上技術2007年6月号  
     建築物理学講座4(水蒸気の移動):月刊建築仕上技術2007年7月号  
     建築物理学講座5(単位とその換算)6(建材の物性値)7(水蒸気拡散抵抗係数):月刊建築仕上技術2007年8~10月号  
     建築物理学講座8(建材の物性値)9(熱容量・比熱)10(建築材料の水分吸収)11(非定常熱湿気同時移動解析プログラムWUFIで使用する物性値12(非定常熱湿気同時移動解析WUFI):月刊建築仕上技術2011年11月号~2008年3月号  
     建築物理学講座13(結露の防止):月刊建築仕上技術2008年4月号N  
     建築物理学講座14(室内空気の化学汚染):月刊建築仕上技術2008年5月号N
 
     建築物理学講座15(温熱環境):月刊建築仕上技術2008年6月号N  
     建築物理学講座16(カビの害とこわさ):月刊建築仕上技術2008年7月号N  
     建築物理学講座17(音響計画):月刊建築仕上技術2008年8月号N  
     枠組壁工法による木造住宅における壁の非定常熱湿気同時移動解析;平成20年度空気調和・衛生工学会大会(2008年8月)  
     建築物理学講座18(色彩):月刊建築仕上技術2008年9月号N
 
     建築物理学講座19(太陽熱利用(1)、20太陽熱利用(2)21太陽熱利用(3):月刊建築仕上技術2008年10,11,12月号  
     建築物理学講座22(周囲の湿度によって湿気の通りやすさが変化するシート)月刊建築仕上技術2009年1月号  
      建築物理学講座23(鋳鉄製暖炉):月刊建築仕上技術2009年2月号N  
      建築物理学講座24(非定常熱湿気同時移動解析プログラムWUFIの解析事例紹介):月刊建築仕上技術2009年3月号  
      建築物理学講座25(陶製放熱器カッフェルオーフェン):月刊建築仕上技術2009年4月号  
     周囲の湿度により透湿抵抗の変わるシートを使用した場合における木造壁内非定常熱湿気同時移動解析;第27回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会(2009年4月)  
      建築物理学講座26(暖房その1):月刊建築仕上技術2009年5月号  
      建築物理学講座27(暖房その2):月刊建築仕上技術2009年6月号  
     高断熱高気密の木造枠組壁工法住宅の壁内非定常熱湿気同時移動解析;平成21年度空気調和・衛生工学会大会(2009年9月)  
     ベルリン市パンカウ区の建築:月刊建築仕上技術2016年6月号  
     Revolving Type of Caloriemeter test Rooms in Germany and Japan for Esimating Solar Heat Gain and Cooling Load, SHASE Meeting,2017.9.13  
     The Hygrothermal Behavior of a Flat Roof Insulated with Wood Fiber(空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集(2019.9.18~20(札幌))